DMM英会話無料体験談、実際に入学してみた

オンライン英会話で有名な「DMM英会話」に実際に体験入学してみたので、ここで数回に分けて紹介したいと思います。メリット、デメリットなどを英検準１級、TOEIC９１５点の僕が嘘偽りなく分析してみました。

DMM英会話とは？

DMM英会話とは「総合エンタメサイトDMM.com」が運営するスカイプ・オンライン英会話サービスで、世界60カ国の3500人の講師を有する巨大スクールです。特徴は完全マンツーマンでやる１回２５分のレッスンで、主に会話力を伸ばしたい人向けです。

DMM英会話にネイティブ講師はいるの？

格安オンライン英会話というと、最近ではフィリピン人講師がほとんどです。DMMは「ネイティブを含む世界60カ国」の教師がいることを売りにしていますが、実際はどれくらいのネイティブスピーカーがいるのでしょうか。これについては直近１週間で予約可能な主な英語圏のネイティブ講師の数を調べてみました。

国籍	人数
アメリカ	２人
カナダ	０人
アイルランド	０人
南アフリカ	３人
ニュージーランド	１人
オーストラリア	０人
イギリス	０人

ご覧の通り、3500人の講師が登録している割には直近１週間で予約できるネイティブ講師の数はかなり少なめです。よくネイティブというと、シンガポールやジャマイカといった公用語として英語が話されている国の講師も含めてしまいがちですが、たとえ公用語だとしても実生活でどれくらい英語が使われているかはまちまちなので、ここではおおよそ以上の国籍の講師だけを”ネイティブ”とみなしています。

印象としてはやはりフィリピン人講師が圧倒的に多く、セルビア、リトアニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニアといった東欧州諸国の講師が続いて多く、それ以外にはジャマイカ人も多く在籍しています。

講師がこういった割合になるのはやはり人件費のせいです。先進国の英語圏のネイティブスピーカーが格安オンラインを通じて安い給料で英語を教えるメリットがほとんどないからです。一方で物価の安い国の英語教師にとっては十分な報酬が得られるので、どうしても発展途上国の講師が大部分を占めてしまうようです。

DMM英会話は超初心者でも大丈夫？

むしろ超初心者のほうが向いています。講師の中には日本語を話せるフィリピン人講師もいます。日本語が話せない講師も大部分がネイティブではない外国人講師なので、日本人と同じように一から英語を学んだ人ばかりです。そういう講師は初心者の気持ちも理解できるので、これから英語の勉強を始めようと思っている人にとってはやりやすいはずです。

DMM英会話の入会までの流れ

入会登録はとても簡単です。まずは体験入会の登録を済ませるだけで２回のレッスンが受講できます。その際にもメール登録だけで、クレジットカード番号などは一切必要ありません。個人情報もほとんど記入する必要がなく、ニックネームとスカイプ名だけが必須で、性別、生年月日すらも義務ではありません。

DMM英会話のレッスン予約方法

レッスン開始１５分前まで予約が可能で、時間、国籍、性別、年齢などから講師を絞込み検索することができます。

講師のプロフィールページに行くと、ほとんどの講師が自己紹介動画を公開しています。学歴、経験年数、生徒の評価などもここで確認できます。

DMM英会話の講師の選び方

特にネイティブじゃない講師を選ぶ場合は一度自己紹介動画を見て、どのくらいの英語力なのか確認するのがおすすめです。講師によっては訛りがきつかったりするので、自分が聞き取りやすい講師を選ぶと、授業中の会話もスムーズに行くはずです。評価の数やメッセージ内容も目安にはなりますが、あくまでも英会話のレッスンはその講師と合う合わないのフィーリングが大事なので、あまり人の評価は参考になりません。とにかく自分が話し易そうだなと思う相手を選んで、実際にレッスンを受けてみましょう。ちなみに僕はジャマイカ人のキャミー先生をチョイスしてみました。

DMM英会話のレッスン内容

授業内容はレッスンを予約するときに自分で選択することができます。僕は堅苦しい内容が嫌なのでフリートークを選びました。文法的なことを習いたいという人は、あらかじめ用意されている教材の中から好きなものを選んでリクエストすることもできます。

レベル＆目的別に分けられた教材はオンラインでダウンロードできるので生徒も講師も同じものを共有することができます。レベルは入門、初級、中級、上級があり、ジャンルはニュース、キッズ、発音、トラベル／文化、ビジネス、スピーキングテスト、文学、漫画など様々です。また、提携している出版社のTOEICの参考書などを使うこともできます。