モンスターズ・ユニバーシティ

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「モンスターズ・ユニバーシティ」は怖くてなんぼのモンスターの世界で”怖がらせ屋”になろうと大学で奮闘するマイクとその仲間たちの物語です。舞台が大学だけに登場人物は若者の喋り方をするのが特徴で実際に使える英語のフレーズがたくさん出てきます。

専門用語もいくつか出てくるので、まずそこを理解しないと字幕なしで鑑賞した場合、意味が分からないかもしれません。まずは「モンスターズ・ユニバーシティ」でよく使われるそれらの単語を見ていきましょう。

「scare」=恐怖、おびえ、怖がらせる行為、(scareは「怖がらせる」という動詞で使われるのが一般的ですが、この映画の中では名詞や形容詞としてもよく使われています)

「Scaring School」=怖がらせ学校

「Scarer」=怖がらせ屋

「Scare Game」=怖がらせ大会

「Scaring major」=怖がらせ学部

「scare」にまつわるよく使われる表現

to be scared of ~ ~が怖い、~に恐怖を持っている。

例:I’m scared of heights.   私は高いところが怖い。

to get scared  怖がる。 

例:Don’t get scared.  怖がらないで。

主人公のマイクは、ある日やけになって人間の世界に飛び込み、子供たちを怖がらせようとしますが失敗に終わります。そこで体が小さい自分には怖がらせ屋の素質がないことに気づきます。そんなマイクをもともと体も大きく怖がらせ屋の名家の出身のサリーが慰めます。次の会話はそのときのシーンです。

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マイク:You were right. They weren’t scared of me. I did everything right. I wanted it more than anyone. And I thought if I wanted it enough, I could show everybody That Mike Wazowski is something special. And I’m just not.

君が正しかったよ。彼らは僕なんかのことは怖くないんだ。全部ちゃんとやったのに。誰よりも(怖がらせ屋になりたいって強く)望んだのに。強く望め(一生懸命頑張れ)ばみんなマイク・ワゾウスキは特別なんだって証明できると思ったんだ。でも僕は特別なんかじゃないんだ。

to do everything rightで「全てを正しくやる」、「全部ちゃんとやる」という意味になります。

サリー:I know how you feel.

いいかい、マイク、君の気持ちはよく分かるよ。

マイク:Don’t do that! Please, don’t do that! You do not know how I feel.

やめてよ。やめろってば、君は僕の気持ちなんか分からないんだ。

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サリー:Mike, calm down.

マイク、落ち着いてよ。

calm downは「落ち着いて」と命令形にしてよく使われる表現です。

マイク:Monsters like you have everything. You don’t have to be good. You can mess up over and over again and the whole world loves you.  You’ll never know what it’s like to fail. because you were born a Sullivan!

君みたいなモンスターは全てを兼ね備えているじゃないか。何の苦労もない。何度しくじってもみんなから愛されるし。君なんかに失敗するのがどんなものか分かるはずもないんだ。だって君は(名家の)サリバン(一家の子供)として生まれたんだから。

to mess upには「台無しにする」、「めちゃめちゃにする」、「しくじる」、「失敗する」などの意味があります。to failは「失敗する」、「落第する」という意味です。

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サリー:Yeah, I’m a Sullivan. I’m the Sullivan who flunked every test. The one who got kicked out of the program,the one who was so afraid to let everyone down that I cheated. And I lied. Mike, I’ll never know how you feel, but you’re not the only failure here.

そうさ、僕はサリバンさ。全テストに落第したね。クラスから追い出され、みんなをがっかりさせたくなくていかさままでしたサリバンだよ。それにウソもついたし。マイク、君の気持ちは分かりようがないけど、君だけが 落ちこぼれなわけじゃないんだ。

to flunkは「落第する」、「( テストに)落ちる」といった意味になります。to get kicked outは「退学になる」、「追放される」、「追い出される」といった表現です。

サリー:I act scary, Mike, but most of the time I’m terrified.

マイク、僕は 怖そうに演じてるけど、実はほとんどのとき(心の中では)怯えているんだよ。

to act +形容詞で「~のように振る舞う」、「~のようなフリをする」といった意味になります。

例:He always acts tough but he is not at all. 彼はいつもタフガイなフリをしてるけど、全然そうじゃないよ。

マイク: How come you never told me that before?

なんでそのことをもっと前に言ってくれなかったの。

How come~?は「why」に相当する疑問文です。特徴は疑問文でも主語をひっくり返さずに通常の文と文体が同じになることです。文体こそ違えど、次の二つの文の意味は同じになります。

例:Why didn’t you tell me?

例:How come you  didn’t tell me?

サリー:Because we weren’t friends before.

だって僕らは(前は)仲良くなかったから。

サリーが初めてマイクを友達だと認めた瞬間でした。アニメだけでなく、アメリカ映画にはこうした仲間を慰めるシーンがよく登場しますが、その場合に使われる単語やフレーズは似通ってものが多いのでしっかり暗記しておきましょう。
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