2017/07/21

ウルフ・オブ・ウォールストリート

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「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は カリスマ株ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生を描いた作品です。コメディー色の強い映画ですが、セリフには汚くて下品な言葉が連発し、翻訳者泣かせの脚本ともいえます。そんな中にも真面目な名シーンがあるのでピックアップしてみました。

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ウルフ・オブ・ウォールストリートの名場面

FBIにマークされ、自らが社長を務める会社を引退することに決めたジョーダン・ベルフォートはある日、社員たち全員を集め、引退演説をします。

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ジョーダン・ベルフォート:This, right here, is the land of opportunity, Stratton Oakmont, is America!

この場所がチャンスの大地、ストラトン・オークモント社こそが、アメリカなんだ。

「land of opportunity」はアメリカを表すときに頻繁に使われる表現です。誰にでもチャンスがある国、といった意味で使われることが一般的です。

ジョーダン・ベルフォート:All of you know Kimmie Belzer, right?

みんなキミー・ベルザーを知っているよな?

会話文の最後に「right?」 を付けることで、普通文が疑問文に変わります。その際には通常の疑問文のように主語と動詞をひっくり返さないのが特徴です。

社員たち- Yes, we do.

知ってます。

キミー:Fuck you!

やめてよ。

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ジョーダン・ベルフォート:Come on, Kimmie.

いいだろ、キミー。

ジョーダン・ベルフォート:Which you probably didn’t know is, Kimmie was one of the first brokers here, one of the Stratton’s original 20.

おそらくみんなは知らないだろうが、キミーはここストラトンの初期のオリジナルメンバーの一人なんだ。

ジョーダン・ベルフォート:And most of you met Kimmie the beautiful sophisticated woman that she is today. A woman that wears 3000 dollar Armani suits. Drives brand new Mercedes Benz.

多くの人からしたら、キミーは美人で洗練された女性、3000ドルもするアルマーニのスーツを着て、新車のベンツを運転する女性だろう。

「sophisticated」は「洗練された」というよく使われる単語です。

ジョーダン・ベルフォート:A woman who, who spends her winters in Bahamas and her summers in Hamptons.

バハマで冬を過ごし、 ハンプトンズで夏を過ごすような女性。

ジョーダン・ベルフォート:That’s not the Kimmie that I met. The Kimmie that I met didn’t have two nickels to rub together.

ただ、俺が彼女に出会ったころキミーは10セントも持ってなかったんだ。

ジョーダン・ベルフォート:She was a single mom on the balls of  her ass with an eight year old son.

8歳の息子を連れた、こぶつきのシングルマザーだった。

to spendはこの場合「過ごす」という意味で使われます。

ジョーダン・ベルフォート:Okay? She was three months behind on her rent.And when she came to me and ask me for a job,

いいか、彼女は3か月も家賃を滞納していたんだ。それで俺のところにきて仕事をくれって頼んできた。

ジョーダン・ベルフォート:she asked for 5000 dollar advance just… just so she could pay her son’s tuition. And what did I do, Kimmie? Go on, tell them.

さらに子供の教育費を払うために5000ドル前借りさせてくれないかって頼んだ来たんだ。そのとき、キミー、おれはどうしたよ? みんなに言ってやれよ。

advanceはこの場合「前もって」、「先に」などの意味で使われます。「advance payment」といえば「前払い」という意味です。

キミー:You wrote me a check. For 25.000 dollars.

小切手をきってくれたの。2万5000ドル分も。

ジョーダン・ベルフォート:That’s right.

そうさ。

キミー:Thank you.

ありがとう。

ジョーダン・ベルフォート:And you know why that is? That’s because I believed in you. It’s because I believed in you, Kimmie.

みんななんでか分かるか。なぜならお前を信じたからだよ。そう、お前を信じたからなんだよ、キミー。

to believe in some one で「誰々を信じる」という意味です。

ジョーダン・ベルフォート:Just like I believe in each and everyone of you here today.

そう、ちょうど今ここいるお前みんなを信じているようにね。

キミー: I fuckin’ love you, Jordan. I fuckin’ love you.

愛してるわ、ジョーダン。大好きよ。

ジョーダン・ベルフォート:I fuckin’ love you too! And I love all of you!

俺だってお前を愛してるよ。俺はみんなのことを愛してるんだよ。

ここで社員からは拍手喝さいが起こります。そして興奮したジョーダン・ベルフォートは引退を撤回するのです。演説で社員たちの心をひき、言葉たくみに操る彼のカリスマ性を表した見事なシーンでした。