2015/01/10

ザ・コール [緊急通報指令室]

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【ザ・コール [緊急通報指令室]】は緊急通報指令室のオペレーター、ジョーダン(ハル・ベリー)が誘拐された少女を通話を頼りに救出するサイコスリラーです。終始ハラハラドキドキの展開の中にも興味深い会話があるのでチェックしてみましょう。

ジョーダンはある日、オペレーターの仕事の合間に研修生たちを迎えて講義をします。以下はオペレーターの仕事がどういうものなのかを新人たちに説明するシーンです。

 call

ジョーダン:So the first thing you’re gonna notice are patterns. Behavioral changes in very predictable ways. Rising temperatures means rising tempers, so we get the violent calls.

まず(緊急コールには)パターンがあることに気づくはずです。(人間の)行動はとても予想がつきやすいんです。気温が上がれば気分が高まって暴力事件の電話が増えます。

 predictableは「予測可能な」、「予測できること」といった意味があります。to meanは「~を意味する」という動詞です。

ジョーダン:Rainy days and Christmas, it’s gloomy outside, sometimes people are alone, that’s when we get the suicides.

 雨の日やクリスマスの時期には外が陰鬱で人が孤独になる。そんなときは自殺の電話がかかってきます。

ジョーダン Now, Saturday mornings are generally very slow and calm times, and I think that’s because people are at home probably recovering from Friday night.

土曜日の朝は通常スローで穏やかなときです。おそらくそれは人々が金曜の夜の疲れを家で癒すからだと思います。

 generallyは「通常は」、「一般的には」という副詞です。

研修生A:Why? What happens Friday night?

どうしてですか。金曜日にはなにが起こるんですか。

ジョーダン:All hell breaks loose. Half your calls are gonna be non-emergencies. Half of those, that’s gonna be someone asking for directions to Starbucks or how to baste a turkey.

 地獄よ。ただ、半分の電話は緊急じゃない用件で、スターバックスまでの道案内だったり、どうやって七面鳥を焼くかだったり。

 to break looseは「脱出する」、「逃れる」、「抜け出る」などの意味があります。この場合は、「地獄になる」、「大混乱」になるという意味で使っています。

それを聞いた笑っている研修生に対して)ジョーダン:Go ahead, you can laugh at that, that’s good. That’s gonna prepare you for real stuff. The jumpers, the home invasions, the triple homicides, the gang-banging…

いいよ、笑っておきなさい。笑うことはいいことだから。本物の(事件の)電話の心の準備になるから。 飛び降り、家宅強盗、連続殺人、集団強姦なんかのね。

to laugh at ~で「~のことを笑う」という表現になります。gang-bangingはほかにも「ギャング(集団)による暴力や犯罪行為」を指すことがあります。この場合はどちらを指しているのかは不明確です。

 call2

ジョーダン:You’ve seen the quiet room. That’s where we go to decompress after a bad call. But if you need anything more than a nap and some Muzak,then you have to call our BSS. That’s behavioral science specialist. His name is Dr. Keating, he’s on call two-four-seven. any time any of you need to talk.

仮眠ルームは見ましたよね。ここは嫌な電話の後に緊張をほぐす場所です。ただし、仮眠とか音楽じゃあどうにもならないってときはBSSに電話すること。BSSはbehavioral science specialist(行動科学専門家)のことよ。先生はドクター、キーティング。彼はいつでも24時間あなたたちが話したいときは電話に応じるから。

 two-four-sevenには「24時間いつでも」、「四六時中」といった意味があります。「twenty-four seven」ということのほうが一般的です。

研修生B:Talk about what?

 (行動科学専門家に)何を話すっていうんですか。

ジョーダン:What’s your name again?

あなたの名前なんでしたっけ?

 *誰かの名前を聞き直すときには「What’s your name?」の語尾に「again」を付けることで、「もう一度名前いいですか」といったニュアンスになります。

研修生B:Josh.

 ジョシュです。

ジョーダン:Okay, listen, Josh. The most important thing to remember about this job is this: Stay emotionally detached.Don’t get too involved in your P.R.’s crisis. What’s P.R. stand for?

いい、ジョシュ。この仕事をするうえで一番大事なのは感情を自分から引き離すこと。PRの危機にも深入りしないこと。 P.R.ってなんのこと?

to get involved は「深入りする」、「関わる」といった表現です。What’s~stand for? はイニシャルや何かの名称が何を意味するのか、なんの略なのかを聞くときにする必ず用いられる質問文です。

研修生A:Person reporting.

通報者

ジョーダン:Right. And never ever make promises because you can’t keep them.Okay? Now follow me to the call floor.

その通り。絶対にで(電話の相手に)約束なんてしないこと、なぜなら守れないから。いい? じゃあ、通報指令室まで付いてきてください。

never とeverを両方使うことで、「絶対に~しないで」といった強い否定命令文になります。

普段は見ることのできない緊急通報指令室オペレーターの裏側を覗いたようなワンシーンでした。よく使われる言い回しがたくさんでているのでぜひ覚えておきましょう。