ジャッキー・コーガン

なんて言ってもジャッキー・コーガンでの名セリフはこれにつきます。ここでは、このセリフのために監督はこの映画を撮ったんじゃないのかとすら思える英語の会話シーンを紹介します。

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ジャッキー・コーガンの名場面

監督はこの決めゼリフの伏線を映画の序盤に引き、最後にこのセリフにたどり着くという演出をしていました。にくいですねえ。   ラストシーンより

ジャッキー・コーガン:America is not a country. It’s just a business.
アメリカは国じゃねえ。ただのビジネスだ。

アメリカは国じゃねえっていうのがいいですね。外国人がこれを言っても説得力はありませんが、アメリカ人のジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)が言ったことでぐっと説得力が出ます。また、彼はこんなことも言っていました。

ジャッキー・コーガン:In America, you are on your own.
アメリカではみんな一人だ。

be on your ownで「あなたは一人だ」という意味になります。「私は一人だ」とするには、I’m on my own. となります。

このときのyouというのはあなたという単数形より、一般的な「みんな」や「お前ら」という意味で使っていますね。これもかなり個人主義国アメリカを上手くいい表したセリフだと思います。   また、このセリフに行きつくまでにジャッキー・コーガンはオバマ大統領を差してこう言います。

ジャッキー・コーガン:This guy wants to tell me we are living in a community. Don’t make me laugh. I’m living in America.
こいつは我々はコミュニティー(共同体)に住んでいるだなんて言いたがってるが、笑わせるんじゃねえよ。俺はアメリカに住んでるだぜ。

ジャッキー・コーガン:In America, you are on your own. America is not a country. It’s just a business. Now fucking pay me!!
アメリカではみんな一人だ。アメリカは国じゃねえ。ただのビジネスだ。分かったら金払いな。

このセリフの流れは見事でしたね。