バグズ・ライフ

「バグズ・ライフ」は働き者の蟻たちが自分たちの食べ物を奪っていく乱暴なバッタ一味に、力を合わせて立ち向かっていく物語です。正義の蟻と悪のバッタという分かりやすい設定もさることながら、会話も子供レベルの英会話を使っているため、初級者にも大変おススメの映画です。

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バグズ・ライフの名場面

主人公の蟻フリックは創造性はあるもののいつも失敗ばかり。蟻の世界では邪魔者扱いを受け、誰からも信用されていません。

そんな中でも子供の蟻ドット姫だけはフリックのことを尊敬していてフリックの言葉に耳を貸します。ドット姫が自分の体が小さく、空も飛べないことにコンプレックスを抱いていると、フリックはある教訓を与えます。それが次のシーンです。

フリック: Ah, here, here. Pretend… pretend that that’s a seed.

ああ、これでいいや、これが種だとして。

Pretend~と命令形で使うときは「~だとして(話を進めて)」、「~のフリをして」、「~だとすると」といった仮定の文章になります。

ドット姫:It’s a rock.

それは石でしょ。

フリック: I know it’s a rock. But let’s just pretend for a minute it’s a seed. We’ll just use our imaginations. Now, do you see our tree? Everything that made that giant tree is already contained inside this tiny little seed. All it needs is some time, a little bitof sunshine and rain, and…voila!

石ってことぐらい分かってるよ。でも一瞬だけこれが種ってことにしよう。想像力を使うんだ。それから、あの木が見えるかい? あの巨大な木を育てた全てがこの小さな種の中に含まれているんだ。必要なのは少しの時間、少しの日の光と雨、そしたらこんなになるんだ。

 Let’s  pretend~もまた、「~だと(仮定)しよう」、「~のフリをしよう」、「~だとして話を進めよう」といった仮定文になります。

to be contained で「~が含まれている」といった文章になります。

voila!は「ほら」、「はい」、「これだ」といったフランス語を語源とする言葉です。

ドット姫: This rock will be a tree?

この石が木になるの?

フリック:Seed to tree. You’ve gotta work with me, all right? You might not feel like you can do much now, but that’s just because,well, you’re not a tree yet. You just have to give yourself some time. You’re still a seed.

種が木になるんだよ。ちゃんと俺の話しについて来なくちゃ、分かったかい? 今は大きなことをできないように感じるかもしれないけど、それはまだ君が木じゃないからなんだ。ただ時間が必要なだけなんだよ、まだ君は種だからね。

to give yourself some timeは直訳すると「自分に少しの時間を与える」という意味でこの場合は、「(木に成長するまでは)少し時間が必要だ」という意味で使っています。

ドット姫: But it’s a rock.

でもこれは石だよ。

フリック: I know it’s a rock! Don’t ya think I know a rock when I see a rock? I’ve spenta lot of time around rocks!

石ってことぐらい分かってるって。石を見たら石ってことぐらい俺が分からないとでも思ってるのかい? 俺はたくさんの時間を石の周りで過ごしたんだよ。

spentは動詞「spend」の過去形で、「時間過ごした」、「費やした」などの意味があります。

ドット姫:You’re weird, but I like you.

あなたって変わってるのね。でもあなたのこと好きよ。

一見、なんてことのない会話ですが、この会話は後々のシーンでも再び登場する鍵となる会話です。こういうやり取りをしっかりと記憶しておくことで物語にさらに面白味が加わります。

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